【利回り特化】米国高配当ETF紹介:SPYD

米国高配当株投資

配当利回り3~5%を狙えるETF。
基本情報を踏まえ、その魅力と注意すべきポイントを記載します。                                                        

基本情報

名称   :SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF
運用会社 :STATE STREET
設定日  :2015年10月22日
経費率  :0.07%
構成銘柄数:80
配当利回り:4.06%
配当時期 :四半期(3月、6月、9月、12月)

S&P500を構成する銘柄のうち、配当利回りの上位80銘柄のパフォーマンスを計測する指標である
S&P500®高配当指数の値動きに、連動する投資成果を目指すETFです。

セクター比率

STATE STREET公式サイトより

金融・不動産で約3割を占めており、景気に影響を受けやすいのは注意が必要。

構成銘柄

STATE STREET公式サイトより

約1%~1.8で各銘柄にほぼ均等に投資されている点が特徴です。

配当金の推移

引用元:Dividend.com

2022年は比較的調子が良いものの、全体的な配当金の推移としては横ばいです。
より長期的に増配していく事を求めるならば、VIG、VYM、HDVなどが候補と考えられます。

設定来からの値動き

楽天証券テクニカルチャートより

設定来から現在までの株価の推移。7年で30ドルから40ドルと約1.3倍に
直近での下落はコロナショック時。

他銘柄との比較

青:SPYD
赤:VOO
緑:HDV

楽天証券テクニカルチャートより

コロナショック時の下落は50%弱と景気には敏感に反応しているように見受けられます。
投資の際はコロナ前/コロナショック時/直近での値動きを総合的に踏まえて判断したい所。

まとめ

  • S&P500構成銘柄のうち、配当利回り上位80銘柄に手軽に分散投資できる点が魅力
  • 配当利回りは3~5%と他の高配当ETFと比較しても高め
  • 値上がり益よりも配当益を重視する人におすすめ
  • 景気敏感な面があり、ポートフォリオにどこまで組み込むかは考える必要あり。
  • 小額で投資しやすく、SBI/楽天証券では買い付け手数料無料な点もポイント
  • マネックス証券でも2022年9月1日(木)(現地約定分)より買い付け手数料全額キャッシュバックの対象になる予定のようです。

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